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角海老ジムが体重超過コーチ義人を“無期活動停止”

2018年3月29日 18時13分

 角海老宝石ボクシングジムは29日、27日に行われる予定だった試合の前日計量で体重超過し、試合を棄権した所属選手のコーチ義人を角海老ジムにおけるプロボクシング活動無期活動停止処分にすると発表した。

昨年5年ぶりに復帰したコーチだったが…

 2010年に全日本新人王に輝いたコーチは27日に元日本バンタム級王者の大森将平(ウォズ)とのS・バンタム級8回戦に出場する予定だった。しかし前日計量でリミットの55.3キロを1.8キロ超過して試合は中止となった。

 同ジムは「階級制を前提としたプロ競技スポーツであるボクシングに対する社会的信用を著しく毀損する行為であるとともに、プロモーター関係者、各ジム出場選手、ボクシングファンに多大なる迷惑をおかけした重大な違反であると当ジムにて判断した」と文書で説明した。

 選手の所属ジムがこのような声明を発表するのは異例。先のWBC世界バンタム級タイトルマッチで王者ルイス・ネリ(メキシコ)が計量失格となり、JBCが事実上の永久追放処分を下した矢先の出来事でもあり、このような判断にいたったようだ。

 試合を管理する日本ボクシングコミッション(JBC)によるオフィシャルな処分はまだ決まっていない。来週以降、選手本人とジムに対して何らかの処分が下る見通しだ。

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