2018年4月4日水曜日

ゴロフキンvsカネロは中止 カネロが出場辞退

 ミドル級の頂上決戦、3冠統一王者ゲンナジー・ゴロフキン(カザフスタン)とサウル“カネロ”アルバレス(メキシコ)のダイレクトリマッチが中止された。3日(日本時間4日)主催のゴールデンボーイ・プロモーションズ(GBP)のエリック・ゴメス社長がロサンゼルスのGBP本社で会見を行い、通達した。会見にはカネロと彼の弁護士も出席。試合は5月5日ラスベガスのT-モバイル・アリーナで予定されていた。

 カネロは2月に実施された薬物検査で禁止物質のクレンブテロールが発見され、メキシコで食べた“汚染肉”が原因だと主張。しかしゴロフキン戦を管轄するネバダ州アスレチック・コミッションは先月23日、カネロにライセンス一時停止を通告。試合の実現が危ぶまれていた。

 カネロとゴロフキンはすでに米国でトレーニングに入っているが、ネバダ州コミッションの決定が遅れていることもカネロに辞退を決意させた理由のようだ。同コミッションの公聴会は今月10日に予定されたが先週、18日に延期された。

 ゴメス氏は9月に改めて試合が組まれる見込みだと明かしたが、公聴会の決定でサスペンド処分は1年間に及ぶ可能性もある。カネロとGBPの決断を米国、メキシコでは一般のニュースでも大きく取り上げ、ファンの関心の高さを印象づけた。ゴロフキンは5月5日、別の相手とラスベガスで対戦するプランが浮上している。