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2018年4月15日日曜日

久田哲也が辛勝V3 久高寛之は初の日本王座獲得

 日本ダブルタイトルマッチは14日、大阪市のエディオンアリーナ大阪第二競技場で開かれ、L・フライ級はチャンピオン、久田哲也(33=ハラダ)が指名挑戦者の板垣幸司(34=広島三栄)を2-1の判定で下して3度目の防衛。S・フライ級王座決定戦は同級2位、久高寛之(34=仲里)が同級2位、翁長吾央(37=大橋)との打ち合いを制して2-0の判定で初の王座に就いた。

◇日本L・フライ級タイトルマッチ10回戦
久田哲也(ハラダ)[2-1(96-95、97-94、94-96)]板垣幸司(広島三栄)

 WBA1位をはじめ世界主要4団体の上位ランカーの久田は相変わらずのスロースターターぶり。ジャブが少なく、足を使って動き回る板垣をなかなかとらえきれない。

 陣営からボディからの攻めの指示が飛ぶが、板垣の動きを止めることができないまま前半が進み、5回終了時の公開採点は三者三様でまったくの互角。勝負は後半に持ち越されたが、7回、バッティングで久田の左目上が大きく腫れた。

 後退しながらもワンツーをコツコツヒットする板垣を追い回しながら、決定的なパンチを欠く久田。最後まで久田は気迫の連打を発揮できず仕舞だったが、攻勢が加味されたジャッジでかろうじて防衛、連続KOは8でストップした。

 板垣は最後までフットワークを駆使して、久田の攻撃を寸断したが、攻め込んだラウンドが少なかった印象。広島三栄ジムは元日本S・フライ級、中広大悟以来10年ぶりの日本王者目指したが実らなかった。久田は31勝19KO9敗2分、板垣は18勝7KO12敗3分。

◇日本S・フライ級王座決定10回戦
久高寛之(仲里)[2-0(95-95、97-95、97-94)]翁長吾央(大橋)

 翁長と久高は昨年12月11日、後楽園ホールで当時王者の船井龍一(ワタナベ)がターゲットの挑戦者決定戦を戦ったが、バッティングで3回に負傷ドローに終わり、4ヵ月ぶりの再戦。船井が1月に王座を返上したため王座をかけてベテラン2人による争いとなった。

 開始から翁長が左ストレートを上下に打ち込み、3回にはワンツーからの連打で久高を守勢に回らせた。4、5回は久高が攻勢に転じて、右のストレート、フックをヒット。5回終了時の公開採点は50-46で1人が翁長、48-47、49-47で2人が久高を支持した。

 後半は久高がピッチを上げた。6回はロープを背負わせ連打、7回は2度スリップダウンと認定されたが、ボディアッパーで翁長を弱らせた。しかし、勝負を捨てない翁長は体ごとぶつけるような左ストレートで攻め込んで9回を支配した。しかし、ショートパンチを集めた久高が打ち勝って念願の日本タイトルを手にした。 久高は26勝11KO17敗2分。翁長は28勝19KO4敗4分。