2018年5月10日木曜日

WBSSバンタム級の3王者出場 井上尚弥の参戦に期待

 賞金トーナメント「ワールドボクシング・スーパーシリーズ(WBSS)」がバンタム級の開催を決定。現地時間9日、英ロンドンで記者会見が開かれ、同級のWBAスーパー王者ライアン・バーネット(英)、WBO王者ゾラニ・テテ(南アフリカ)、IBF王者エマヌエル・ロドリゲス(プエルトリコ)の出場が発表された。

 バンタム級は4月25日、大田区総合体育館でWBA正規王者ジェイミー・マクドネル(英)に2階級制覇王者の井上尚弥(大橋)が挑むタイトルマッチが行われる。トーナメントの出場者は8人を予定しており、マクドネルと井上の勝者が出場すれば、4王者が出場する文字通りのバンタム級最強決定トーナメントになる。井上には既にオファーが届いている。

 S・フライ級で統一戦が実現できなかった井上にとってはまたとないチャンス。マクドネルに勝利し、WBSS参戦というシナリオ実現に意欲を見せる。ちなみにWBCはルイス・ネリ(メキシコ)の王座はく奪により現在は王者不在。

 昨秋スタートしたWBSS第1シーズンはS・ミドル級とクルーザー級で行われ、各階級に8選手が出場して、クルーザー級には4団体の王者が顔をそろえた。

 第1シーズンは既に準決勝が終了し、S・ミドル級はWBAスーパー王者ジョージ・グローブス(英)とWBCダイヤモンド王者カラム・スミス(英)、クルーザー級はWBC&WBO王者オレクサンデル・ウシク(ウクライナ)とWBAスーパー&IBF王者ムラト・ガシエフ(ロシア)が決勝を行う。

 賞金総額は5000万ドル(約55億円)、優勝賞金は1000万ドル(約11億円)と発表されている。第2シーズンはバンタム級のほかにS・ライト級でも計画されているが、賞金はいまのところ明らかにされていない。