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京口紘人V2戦 19歳挑戦者に「ボクシング教える!」

2018年5月19日 15時19分

  ダブル世界タイトルマッチのセミでゴングとなるIBF世界ミニマム級戦の前日計量は、王者の京口紘人(ワタナベ)と挑戦者のIBF・L・フライ級10位ビンス・パラス(比)がともにリミットの47.6キロでクリアした。

写真撮影後に京口(右)とパラスはガッチリ握手

 記者会見に臨んだ京口は「前回の試合から5ヵ月。早く試合がしたい。相手は若いけど、経験していないことがいっぱいある。(リングで)いろいろと教えてあげたい」とチャンピオンのプライドを見せた。

 体格がアップし、試合ごとに減量が厳しくなっているという京口だが、「今回は思った以上に減量もうまくいった」と好調そのもの。「KO率の高い者同士、エキサイティングで迫力のある試合をしたい」と締めくくった。

 一方のパラスは「初めての世界タイトルマッチで、海外の試合が始めてでとてもワクワクしている」と初々しいコメント。全力で京口にぶつかっていく決意だ。なお、試合まで24時間を切っているため、IBF規定にある当日計量は実施されない。田口のタイトルマッチも同じ。

 前座で行われる(試合順は世界戦のあと)WBOアジアパシフィック・ライト級タイトルマッチは、王者の荒川仁人(ワタナベ)と挑戦者リマール・メツダ(比)がともにリミットの61.2キロをクリア。メツダは1回目に1.1キロ超過だったが、1時間半ほどで落としてことなきを得た。

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