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マクドネル「減量は問題ない」井上撃破に自信満々

2018年5月21日 17時06分

 WBA世界バンタム級チャンピオンのジェイミー・マクドネル(英)が21日、横浜市内の大橋ジムで練習を公開した。マクドネルは25日、大田区総合体育館で2階級制覇王者、井上尚弥(大橋)の挑戦を受ける。

肉体美を披露するマクドネル

 WBA王座を5度防衛し、10年間負け知らずのマクドネルは妻と3歳の娘、妻の両親ら計11人のチームを引き連れて登場。「私はバンタム級最強だと思っている。それを証明するために今回の試合を受けた。私は彼を倒すことができる。自信がなかったらここにはいない」と断言、チャンピオンの威厳を漂わせた。

 この試合に向け。イギリスでトレーニングを終えると、中東はUAEのドバイに飛び、2週間のキャンプを敢行。日本の気候と時差ボケ対策ということで、今回の試合にかける意気込みを感じさせた。

 ランニング姿のマクドネルは178センチと言われる長身に加え、意外と力強そうな体を披露した。時節がらもあり、メディアの質問は自ずと減量に集中した。

 マクドネルはウエートに関して「問題ない。S・バンタム級に上げようと思ったのは、そのほうがチャンスがあると思ったから。バンタム級でチャンスがあれば、バンタムにとどまるつもり」とバンタム限界説を否定した。

軽いミット打ちを披露するマクドネル

 続いてデイブ・コールドウェル・トレーナーは「我々は科学的なサポートも受けているし、エリートのレベル。井上の今までの相手は、ただ対戦するために来日した選手もいるだろう。しかし我々は勝つために来た。減量やコンディションの心配は一切必要ない」と質問をシャットアウトした。

 その後は簡単なミット打ちとバッグ打ちを披露。練習に鋭い視線を注いでいた井上真吾トレーナーは「わずかな練習では分からない」と前置きしながら「映像と今日の動きを見る限り、ナオのスピードについてこられないんじゃないですかね」とコメント。すべては“想定内”といった様子だった。

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