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井上尚「ビッグマッチにつなげる」全米生中継も決定

2018年5月23日 16時05分

 25日に迫ったダブル世界タイトルマッチの記者会見が23日、東京ドームホテルで開かれ、WBA世界バンタム級王者ジェイミー・マクドネル(英)、挑戦者の井上尚弥(大橋)、WBC世界L・フライ級王者の拳四朗(BMB)、挑戦者ガニガン・ロペス(メキシコ)が出席した。

3年5ヵ月ぶりに挑戦者の井上(左)と王者マクドネル

 この日、ダブル世界タイトルマッチの模様が英国のスカイスポーツに続き、ESPN+で全米に生中継されることが発表され(東部時間午前7時15分開始)、この一戦が世界的にも注目を集めていることが明らかになった。

 会見では先にマイクを握ったマクドネルが「井上はパウンド・フォー・パウンド・ランキング7位の実力者。チャンピオンとして井上に勝てば、私の名前も世界に知られるだろう」と井上を踏み台にステップアップする決意を表明。「すべてにおいて私が勝っている」とこの日も力強い発言で締めた。

 下馬評で不利が予想されることについては、トレーナーのコールドウェル氏が「それは他人の意見。真実は試合をしてみないと分からない。ジェイミーは亀田にも2度勝った」と強調した。

グローブは井上がウイニング、マクドネルがグラント

 一方の井上は「バンタム級初戦で過去最高の相手と戦えることに感謝したい」とまずはチャンピオンに敬意を表した。全米での放送も決まり「すごく盛り上がっている試合だと実感している。この先のトーナメント(WBSS)だったり、ビッグマッチにつながるので、はっきりした形で勝利したい」とこちらもこの試合をクリアして、更なる高みを目指す考えだ。

再戦で完全決着を目指す拳四朗(左)とロペス

 今回が3度目の防衛戦となる拳四朗は「前回の試合に比べてサウスポーに慣れた。自分の距離感を持って、入らせず、打たせないボクシングをしたい」と語り、成長する姿を見せるとファンに約束した。

 1年前に小差判定でベルトを奪われたロペスは「調子が上がっている。私が世界チャンピオンであることを証明する」とリベンジへの決意を表明した。

 なおチケットは早々に完売しており、当日券はない。試合の模様はフジテレビ系列で生中継される。スタート時間は関東地区が午後7時57分、関西地区がプロ野球中継のため9時、その他の地区は8時2分という具合で地域によって異なる。

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