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ゴロフキン側が拒否? カネロ戦の交渉難航か

2018年5月25日 13時22分

 ゲンナジー・ゴロフキン(カザフスタン)vsカネロ・アルバレス(メキシコ)再戦の締結が注目される中、カネロのプロモーター、オスカー・デラホーヤ氏が発言。9月15日メキシコ独立記念日に合わせたイベントの交渉が難航していることを明かした。米国リング誌のホームページが伝えた。

 それによると「ゴロフキンは明らかにカネロとの試合を望んでいない」(デラホーヤ氏)と断言。理由として「違反物質が発見された後、我々はランダムに検査を受けたり、VADA(ボランティア反ドーピング協会)に登録するなど最善を尽くしているのにゴロフキン側は疑心暗鬼になっている」と指摘。そして「ゴロフキンはカネロを恐れているからだ」と語った。

 違反薬物クレンブテロールが検出され、米ネバダ州コミッションから6ヵ月の資格停止を通達されたカネロは8月17日に処分が解ける。デラホーヤ氏のゴールデンボーイ・プロモーションズ(GBP)は9月15日に復帰戦を計画した。

 対戦相手はゴロフキンが最有力候補だが、同氏は「ダニエル・ジェイコブス(WBA指名挑戦者)、ビリー・ジョー・サンダース(WBO王者)、ジャモール・チャーロ(WBC暫定王者)、ゲーリー・オサリバン(GBP傘下のランカー)と交渉を始めている」と明かした。

 これに対しゴロフキンのトム・ルーファー・プロモーターはリング誌の記事を否定。「彼ら(GBP)が違う道を選ぶのは自由だが、こちらと話し合う余地が残されている。GGGはカネロを恐れてはいないし、ミドル級の誰とでも戦う。報酬で初戦と再戦発表後、譲歩した彼は試合が中止になったあと、より好条件を希望している」と回答している。

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