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フッカーがWBO・SL級獲得 フラナガンに競り勝つ

2018年6月10日 9時30分

 フューリーvsセフェリと同じく9日マンチェスター・アリーナで行われたWBO世界S・ライト級王座決定戦は、ランク2位モーリス・フッカー(米)が1位で前WBOライト級王者テリー・フラナガン(英)に12ラウンド2-1判定勝利。今夜ラスベガスでウェルター級王座に挑むテレンス・クロフォード(米)が統一後に返上したベルトの一つを獲得した。

フッカー(左)は敵地でベルトを奪取した

 2階級制覇を目指すフラナガンはサウスポースタイルでスタートし、以後スイッチを繰り返す。スリムな正統派フッカーがパンチの正確さで上回り中盤へ。7回、両者の頭が正面衝突。フラナガンは額をタテにカットし以後出血が続く。

 このラウンド反撃に出て会場を沸かせたフラナガンに対し、フッカーは以後、要所を締めて対処。自身未知のラウンドとなった11回にも右カウンター、左フックをコネクト。最終回、懸命の肉迫するフラナガンだが、スキルの差は大きく、米国人の強打が支配した。

 スコアカードは115-113、117-111(フッカー)、116-111(フラナガン)と割れたがフッカーの勝利は明白に思えた。フッカーは24勝16KO3分無敗。エロール・スペンスに続きダラスが地元の2人目の現役世界王者に就いた。初黒星のフラナガンは33勝13KO1敗。Photo:SUMIO YAMADA

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