0120_excite_650x150

0120_excite_650x150

2018年6月30日土曜日

48歳の池山直 最年長世界防衛記録へ意気込み

 WBO世界女子アトム級タイトルマッチ10回戦(7月29日、京都市・KBSホール)で7度目の防衛を目指す48歳の国内最年長世界王者、池山直(フュチュール)が30日、京都市内のジムで練習を公開、防衛戦の決意を表明した。

 対戦相手はOPBF・L・フライ級王者、岩川美花(34=高砂)。池山は花形冴美(ワタナベ)と引き分けて6度目の防衛戦を果たして以来1年ぶりの試合となる。

「じっくり調整しているし、まだまだ衰えは感じていません。技術面で身につけていないことが多すぎるので、まだ伸びしろはあると思っています」と岡山、京都でハードなトレーニングを積み、元気いっぱい。「ジムがある京都で初の試合なので、すごくうれしい。スロースターターは返上して前に出て、KOを狙います」」と語った。池山は10勝2KO2敗2分、岩川は7勝3KO5敗1分。

 岡山市役所に勤める池山は県立岡山操山高校では柔道部に所属。30歳の時、「仕事が終わってから、もっと体を動かしたい」と市内のアマジムに通い始めた。JBCが女子ボクシングを認可していない時代にプロになり、8勝3KO1敗1分の戦績を残した。

 認可後に38歳ながら特例でプロテストを受験して合格。当初は中外ジム所属。13年にフュチュールに移籍、14年5月にWBO女子アトム級初代王者になり、防衛を重ねている。

 JBCからその年齢から「負ければ引退」の勧告を受けており、常に崖っぷち状態で戦う池山を応援するファンは多い。公務員のためフアイトマネーは受け取っていない池山は「自分のためなら、続けてはこれなかった。勝てば次もがんばれと応援してくださる方を裏切ってはいけない気持ちで続けています」と話す。

ホプキンスは49歳3ヵ月で防衛

 最年長防衛世界記録は男子のバーナード・ホプキンス(米国)がL・ヘビー級のWBA、IBF王座を統一した49歳3ヶ月。池山は9月18日には49歳になる。今回防衛を果たせば、8度目の防衛戦は世界記録がかかる一戦となる。

「記録はまず、岩川さんとの試合に勝ってから。岩川さんは技術があり、巧い選手なので、持ち味の勢いでつぶせたら」と早い回から池山ラッシュを仕掛ける構えだ。