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名古屋期待の矢吹正道 9.29東京で世界ランカー戦

2018年7月11日 23時49分

 名古屋の緑ジムのホープ矢吹正道(7勝7KO2敗)が9月29日後楽園ホールのDANGAN興行に出場。WBA世界L・フライ級10位のダニエル・マテヨン(キューバ)と対戦することが決まった。

矢吹(右)とキューバのマテヨン

 矢吹(26歳)は2016年の新人王フライ級西軍代表。全日本決定戦では中谷潤人(M.T=現WBCフライ級5位)に判定負けだった。緑ジムに移籍して臨んださる4月の試合は、これも期待の新鋭であるユーリ阿久井政悟(倉敷守安)に初回TKO負け。

 痛い敗北となったものの、再起戦の6月の試合でヒルベルト・ペドロサ(パナマ)を左ボディーショットで2回KO。前戦で拳四朗のWBC王座に挑んだペドロサを沈めてアピールした。今回のマテヨン戦はペドロサに続くチャレンジマッチとなる。

 相手のマテヨンはアマチュア時代に強豪ベイティア(井上尚弥に勝利)を破ったこともある選手。プロ転向して7勝4KO2分の戦績で、すでにWBAの地域王座を獲得している。

 矢吹は「マテヨンはアマでは左で戦い、ファイター型。プロではスイッチしながらアウトボクサーにも見えます。万能型でやっかいですが、どのスタイルでも落ち着いて対応し、完封します」と必勝宣言。勝って文句のない日本ランキング入りを誓っている。

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