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清瀬天太が世界ランカーを7回終了TKO

2018年7月22日 5時12分

 姫路木下ジムの第50回ビッグファイトボクシングは21日、兵庫県姫路市のウインク体育館(同市立中央体育館)で開かれた。メインのバンタム級10回戦はWBCユース世界S・バンタム級王者で日本バンタム級11位、清瀬天太(21=姫路木下)がWBA世界バンタム級9位のオーレドン・シッサマーチャイ(33=タイ)に連打を浴びせて7回終了TKO勝ちした。

オーレードンに右を叩き込む清瀬(右)

 元WBC世界ミニマム級王者のオーレドンは68勝1敗1分の脅威の戦績。唯一の敗戦は2011年2月、井岡一翔(井岡)の挑戦を受け、5回にKO負けしてWBCミニマム級王座の7度目の防衛に失敗したもので、15勝7KO2敗1分の清瀬よりもキャリアは格段に上。しかし、前日計量の1回目でオーレドンは600グラム・オーバー、2時間後になんとかクリアしたものの、スタミナが懸念された。

 清瀬は立ち上がりからジャブを突いて、右ストレート、ボディへのフックと連打をみせた。サウスポーのオーレドンは清瀬の打ち終わりを狙って、鋭い右フックを振り抜き、3回には清瀬をぐらつかせた。

 しかし、清瀬は先手を取る攻撃を続け、5回からはオーレドンにロープを背負わせて、ボディにパンチを集めた。オーレドンはカウンターで活路を見出そうとするものの、清瀬の動きが鋭くパンチをヒットすることができなかった。

 7回も清瀬がニュートラルコーナーにオールトンを釘付けにして連打を浴びせると、8回の開始ゴング前にスタミナ切れのオールトンが棄権を表明、清瀬が実力者相手にTKO勝ちを飾った。

 世界ランキング入りも視界に入った清瀬は「相手は一発のパンチに威力があったが、声援を受けて気持ちで負けることなくがんばれた。まだまだ日本人で強い選手がいるので、もっと練習して一番を目指します」と喜びを語った。

◇バンタム級10回戦
清瀬天太(姫路木下)[TKO7回終了]オーレドン・シッサマーチャイ(タイ)

◇ライト級6回戦
竹中関汰(姫路木下)[3-0(58-56、58-55、58-54)]中村洸介(結花)

◇女子ミニマム級6回戦
成田佑美(姫路木下)[3-0(58-57、59-57、58-56)]下岡由美子(厚木ワタナベ)

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