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ムンギアがダウン奪いV1、スミスは王座復帰ならず

2018年7月22日 16時09分

 ラスベガスのハードロック・ホテル&カジノのメインで21日(日本時間22日)行われたWBO・S・ウェルター級タイトルマッチは、ベルト奪取から2ヵ月あまりで初防衛戦を迎えた王者ハイメ・ムンギア(メキシコ)が1位リアム・スミス(英)に12ラウンド3-0判定勝ち。スミスは2年ぶりの王座復帰に失敗した。

ムンギアは6回にダウンを奪った

 序盤はKOを狙って仕掛けるスミスがムンギアを巧妙に迎撃。ムンギアの焦りを誘う。しかしムンギアは4回あたりからパワーにまかせて優勢。被弾も多いものの、スミスをロープへ送り攻勢を印象づける。

 6回、ラッシュを敢行したムンギアの左フックでスミスはマットに落下。カウント9で続行に応じる。続く7回、仕留めにかかったムンギアにスミスはロープを背に劣勢。だが王者はパンチの的確さを欠き、英国人はエスケープ。8回はスミスが反撃してムンギアがヒヤリとするシーンもあった。

 終盤も強引にパンチを繰り出すムンギアにスミス(29)は不屈の闘志で対抗。最後まで手を出して抵抗したが公式スコアは116-111、119-110、119-108と明白な数字で21歳のメキシカンが勝利に浴した。

 ムンギアは30勝25KO無敗。スミスに一撃のパワーがないことに救われた印象もあるが、フルラウンドの戦いは貴重な経験か。2年前カネロ・アルバレスに9回KO負けで王座を追われたスミスは26勝14KO2敗1分。Photo:Tom Hogan – Hogan Photos/Golden Boy Promotions

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