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2018年7月23日月曜日

WBA1位の黒田雅之、ダウン挽回の日本王座V4

 日本フライ級タイトルマッチが23日、後楽園ホール「ホープフルファイトvol.28」で行われ、チャンピオンの黒田雅之(川崎新田)が挑戦者3位の星野晃規(M.T)に3-0判定勝ちで4度目の防衛に成功した。スコアは95-94、96-93×2。

 WBA1位をはじめ世界4団体で上位にランク入りしている黒田、日本タイトル初挑戦の星野ともに手さぐりに立ち上がり。もみあうシーンが増え、ともに決め手がないと思われた3回終了間際、黒田の打ち終わりに星野のワンツーが決まって黒田がダウンを喫した。

 黒田は4回に反撃、距離を詰めて打ち合うと、星野も応じて試合はヒートアップ。5回はやや落ち着き、前半を終えた時点の採点は47-47が2人、もう一人が48-46で黒田を支持した。

 後半に入ると星野の勢いやや落ち哉、黒田は7回に右を立て続けに決め、優勢に印象付けた。ともにはっきりと抜け出せない展開ながら、黒田は9回、右ストレートと左フックをクリーンヒットしてポイントをゲット、辛くも逃げ切った。

「課題が多かったけど、やれと言われたら世界をやります」とリング上から話した黒田は30勝16KO7敗3分。日本タイトルはL・フライ級で4度防衛しており、通算8度の防衛となった。星野はダウン以降は見せ場を作れず、終盤は手数も減った。戦績は14勝9KO8敗2分。

藤原芽子が女子2冠王者に、OPBFフェザー級王座獲得

◇OPBF女子フェザー級タイトルマッチ8回戦
藤原芽子(真正)[3-0(77-75、78-74×2)]三好喜美佳(川崎新田)

 昨年4月、韓国で2度目の世界挑戦に敗れたOPBF3階級制覇の三好が、3月に日本初代フェザー級王者となったOPBF同級4位の藤原を迎えた。

 試合は序盤から白熱。藤原が左フックと右アッパーを思い切り打ち込み、三好もワンツー、左ボディで対抗。3回には激しい打撃戦となるが、藤原が馬力のある三好を押し込んでホールを沸かせる。大接戦ながら4回終了時のスコアは39-37×2、40-36で挑戦者がリードした。

 後半に入っても両者ともに譲らない。リードされた三好が激しく追い上げ、優位に立ちかけると藤原が猛然と左右のフックで反撃するパターンが続く。藤原はすさまじい闘志で7回の劣勢にしのぎ、8回はやり返して試合を終えた。

 3人の子どもをリングに呼び寄せた藤原は「ここまできたら世界を目指そうと思います」と宣言。戦績は6勝2KO2敗2分。初防衛に失敗の三好は3連敗で13勝5KO11敗1分。

◇56.5キロ8回戦
日野僚(川崎新田)[KO6回2分19秒]木野田俊翔(コーエイ工業小田原)

 日本フェザー級7位のサウスポー日野が右のリードとフットワークで試合をコントロールしかけたが、初回終了間際に木野田の左フックでダウンする立ち上がりとなった。ダメージのなかった日野は2回から反撃。サイドに動きながらロングレンジからジャブを高確率でヒット、左ストレート、接近してのボディ打ちにつなげていった。

 日野は徐々にリードを広げ、5回は完全なワンサイド。6回の左ストレートで木野田がダウンし、10カウントとなった。日野は12勝7KO1敗2分。気迫は見せたが及ばずの木野田は6勝2KO5敗。

◇ライト級8回戦
有岡康輔(三迫)[TKO6回1分37秒]及川唯(川崎新田)

 サウスポーの及川は2回に左ストレートのタイミングをつかみ、3回には左をクリーンヒット。パンチのある有岡の足を止め、4回には左でダウンを奪った。しかし、17年全日本新人王の有岡はあきらめずTKO負け寸前から反撃。5回に左フックからの猛攻で逆に及川をダメージを与えた。有川の攻勢は続き、6回に及川がフラフラになってストップ。日本ライト級12位の有岡は大逆転勝ちで8勝7KO3敗。及川は7勝4KO4敗。