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2018年8月16日木曜日

あす清水聡が河村とV3戦 豪雨被害の総社に元気を

 ロンドン五輪銅メダリストでOPBFフェザー級王者の清水聡(大橋)があす16日、後楽園ホール「フェニックスバトル」のセミで挑戦者10位の河村真吾(堺東ミツキ)と3度目の防衛戦を行う。前日計量は両選手ともにリミットの57.1キロだった。

 WBCとIBFでランキングが6位まで上がり、いよいよ世界挑戦が見えてきた清水。防衛戦で初めて日本人選手が相手ということで気持ちを高めていたが、先月の西日本豪雨で岡山県総社市の実家が河川の氾濫で流されてしまう事態に。「練習に身が入らない」時期があったという。

 小学校から高校まで暮らした家を失い、アマチュア時代に獲得した賞状やトロフィーの多くも流されてしまったが、家族は幸いにも無事だった。

 被災から1週間後に総社を訪れた清水は実家の様子を確認し、総社市長と面談。その際「世界チャンピオンになったらパレードをしよう」と市長からの申し出を受けて気持ちを立て直した。「勝って少しでも元気を与えられたら」と清水。世界挑戦の機運を高めるためにもスカッと勝ちたいだろう。

 挑戦者の河村(15勝8KO4敗1分)は16年1月、タイで地域王座に挑戦したのに次ぐタイトルマッチ挑戦だ。清水に関しては「正直なところ作戦はない。接近戦に持ち込んだほうがいいという人がいるけど、いままでの選手はみんなそうやって清水選手に負けてきた。強い選手です」とデビューから6連続KO勝ちの王者をかなりリスペクトしている。

 もちろん負けるつもりは毛頭なく、「相手がダイヤモンドレフトなので、ダイヤモンドにも負けない硬い石(意志)で戦いたい」と気の利いたセリフで決意表明。「前半で決着をつけます!」とスタートから真っ向勝負で金星獲得を狙う。=写真提供:清水博マッチメーカー