2018年9月13日木曜日

女子5階級制覇の藤岡 あすWBAフライ級防衛戦

 WBA女子世界フライ級タイトルマッチの調印式と形容が13日、日本ボクシングコミッションで行われ、チャンピオンの藤岡奈穂子(竹原&畑山)と挑戦者で暫定王者のイルマ・サンチェス(メキシコ)はともに50.3キロでリミットの50.8キロをクリアした。

 藤岡(17勝7KO2敗)は昨年12月、WBO女子世界L・フライ級王座を獲得し、目標としていた男女を通じて日本人選手初の5階級制覇を達成。今回は同年3月に手にしていたWBAフライ級王座の初防衛戦となる。43歳の女王は「いつも通り仕上がているので、いつも通りの試合ができると思う」と余裕たっぷりに言い切った。

 対戦相手のサンチェス(30勝8KO7敗1分)はキャリア豊富な30歳。情報はあまり仕入れていないという藤岡は「ジャブは多くて、手数はあるのかなと思うけど、一発はないのでしっかり入っていけば、自分の距離になると思う」と対戦相手を分析した。

 サンチェスが使うグローブは「NO BOXING NO LIFE」というサウル“カネロ”アルバレス(メキシコ)が公開練習などでよく使っているブランド。15日(日本時間16日)行われるミドル級ビッグマッチでカネロが使用を希望し、ゴロフキン側が拒否したと伝えられるものだ。

 グローブを手にした畑山隆則会長は「めっちゃ薄い!」と驚いていたが、メキシコ製レイジェスを使う藤岡は「スリリングでいいんじゃないですか。ガードを気を付けます」と涼しい顔だった。

 今年に入って1月、4月と2度のロサンゼルス合宿を張った藤岡は今後、海外の大きなステージに立つのが希望。「勝って次のステップにつなげたい」と言い切る女王は、グローブなどものともせず、実力の違いを見せつけるつもりだ。