WBC世界フライ級王者の八重樫東（大橋）に9月7日、第3子が誕生した。2596グラムの女児で、名前は一永（ひとえ）ちゃん。母子ともに健康とのこと。

　八重樫は同日、横浜市磯子区で開かれた講演会に招かれ「お父ちゃんは世界チャンピオン～誰かのために、やさしく強くなれる」と題して講演。70人ほどの参加者を前に「きょう、妻が女の子を出産しました」と報告して拍手を浴びた。

「子育て講演の日に生まれるのはすごいタイミング。おかげで講演会の“つかみ”はバッチリでした」とは笑顔のチャンピオン。しばらくは妻と2人の娘が岩手、自分と小学校に通う長男が横浜という別居状態が続くが、年内に行われる予定のV2戦に向け、第3子の誕生は大きなエネルギーとなりそうだ。