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2018年9月29日土曜日

WBC3位の小浦翼が大差勝ち OPBFミニマム級V3

 OPBFミニマム級タイトルマッチ12回戦が29日、後楽園ホール「DANGAN216」で行われ、WBC3位を筆頭に世界4団体でランク入りしているチャンピオン小浦翼(E&Jカシアス)が挑戦者8位の冨田大樹(堺東ミツキ)に3-0判定勝ち。3度目の防衛に成功した。スコアは119-108×2、117-110。

 冨田は7月に予定されていた日本ユース王座戦が流れ、今回のチャンスを手にした20歳。小浦の世界ランキングを狙い、距離を取ってジャブを突きながら右を狙った。

 キャリアで上回る23歳の小浦は、持ち前のバネを生かし、飛び込んで左フック、右を打ち込むボクシング。序盤戦はともに長所を消し合い、アクションが乏しかったが、時折スピードのあるコンビネーションで攻めた小浦が4回を終わって40-36、39-37、38-38でリードした。

 中盤に入ると小浦が左フックを決めるなど、少しずつペースを引き寄せていく。7回に距離が詰まると高速コンビネーションで冨田に迫る。冨田も単発ながらジャブ、右ストレートを当てたが、小浦が8回も左ダブルを決めるなど攻めて、8回終了時には79-73×2、78-74とリードを広げた。

 多彩なパンチで攻勢の王者は11回、強烈な右カウンターで粘る冨田をキャンバスへ。しかし、冨田も立ち上がって応戦。挑戦者が最後まで闘志を見せ、判定決着となった。

 小浦は14勝9KO。「もう(世界を)狙ってもいいんじゃないかという感じがするんですけど。どうですかみなさん!」と世界をアピールした。冨田は12勝4KO1敗。

◇50.0キロ8回戦
ダニエル・マテリョン(キューバ)[2-1(78-75、76-77、78-74)]矢吹正道(緑)

 長身の矢吹は初回、ロングから右ストレートを打ち込んでいったが、アマチュアで380戦のキャリアを持ち、WBA・L・フライ級9位にランクされるマテリョンの圧力が2回以降は効いた。マテリョンは矢吹のパンチを外して右クロス、左ボディ、さらにはコンビネーションを繰り出した。

 脚を使う矢吹は中盤に右ストレート、左ボディで対抗。マテリョンは5、6回とペースダウンしたが、終盤は再び右を決めて勝利した。矢吹は6月、WBC王者の拳四朗(BMB)に挑戦したヒルベルト・ベドロサ(パナマ)を2回KOで下したが、海外の強豪相手に連勝ならず。7勝7KO3敗。マテリョンは8勝4KO2分。パワーはそれほどなかった。

◇S・フェザー級8回戦
竹中良(三迫)[TKO1分40秒]ベンゲル・プトン(比)

 元OPBFフェザー級王者の竹中は昨年6月に王座陥落して以来、1年3ヵ月ぶりの試合。3月に仲里周磨(ナカザト)と1回負傷引き分けに終わったプトンは3戦連続で日本登場となった。

 竹中は得意のジャブで好スタートを切ると、2回以降はボディブローでダメージを与えていった。しかしプトンは頭を下げて前に出続け、左右のフックで竹中を下がらせて粘る。それでも竹中は5回に右でプトンをグラつかせ、6回に再び右を決めてストップを呼び込んだ。

 再起戦勝利の33歳、竹中は17勝10KO4敗1分。前IBF・S・バンタム級王者、岩佐亮祐(セレス)のスパーリングパートナーとして来日経験もあるプトンは17勝8KO11敗1分。

◇バンタム級8回戦
山下賢哉(白井・具志堅S)[KO3回58秒]ジョン・マーク・アポリナリオ(比)

 日本S・フライ級7位の山下は2月に木村隼人(ワタナベ)に敗れて以来のリング。アポリナリオは13年7月、WBAバンタム級王者だった亀田興毅に挑戦して判定負けした選手。山下は初回から仕掛け、左ボディを軸に攻めた。アポリナリオも2回に右を打ち下ろして反撃を試みたが、3回に山下の左フックでダウン。10カウントとなった。山下は13勝10KO4敗。アポリナリオは21勝5KO10敗3分。

◇S・フェザー級6回戦
高畑里望(ドリーム)[3-0(58-57、58-56、59-56)]永田翔(アベ)