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ボクシングの東京五輪実施を 連盟が存続署名運動

2018年10月16日 13時22分

 日本ボクシング連盟の菊池浩吉副会長は16日、ボクシング競技が2020東京オリンピックの実施競技から除外される可能性が出てきたことで、国内で競技存続署名を展開し、来年1月にも国際オリンピック委員会(IOC)のトーマス・バッハ会長に提出する考えを明らかにした。

高山も競技存続の署名を呼び掛けた

 菊池会長は、アマチュア登録が認められた元プロ王者の高山勝成と都内で会見。国際ボクシング協会(AIBA)のガバナンスが問題視されていることに触れ、署名活動を、IOCにも働きかけると説明。東京を目指す高山も「できるだけ多く方々に協力してほしい」と署名を呼び掛けた。

 AIBAのカブール・ラヒモフ会長代行は、米財務省などから「麻薬売買に関与している」と指摘されており、11月2、3日にモスクワで開かれる総会で、会長に選出されるかどうかが注目されている。

 もしラヒモフ氏が正式の会長に選出された場合、IOCは12月に東京で予定されるIOC理事会で、ボクシングを実施競技から除外するかどうかを検討するとしている。

 菊池副会長は「この選挙でだれが選ばれるかで、IOCの立ち位置、五輪の実施がどうなるか決まると思う」との見通しを示した。日本からは菊池副会長ら4人が出席する予定。

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