WBC&WBA“スーパー”統一ミドル級王者サウル“カネロ”アルバレス（メキシコ）がWBA･S･ミドル級“レギュラー”王者ロッキー・フィールディング（英）に挑むタイトル戦のプレゼンテーションが17日（日本時間18日）ニューヨークのマジソンスクエアガーデン（MSG）のザ・シアターで開催され、両選手と両陣営、関係者が出席。試合は12月15日MSGの本館でゴングとなる。

　同じ席でストリーミング配信サービスDAZNとの大型契約が発表されたカネロは喜びを抑えきれない様子でメディアと対応。「ウエートを上げるこの試合は新しいチャレンジ。彼（フィールディング）は私より大柄でパワーもありそうだが、リスクを覚悟で挑戦する。目標はまず勝利、タイトル獲得」と発言。

　そして「私のナチュラルウエートは160ポンド（ミドル級）。今後ミドル級王座の防衛戦を行うケースもありうる。でも3階級目のベルトを獲得して自分の歴史をつくりたい。念願のMSGのリングに初めて立ち、今後も何度もここに登場したい」と強調した。

　一方、これがV1戦となるフィールディングは「私は（敵地）ドイツで世界王座を獲った。人々は私にチャンスは皆無だとみなしていたけど、5ラウンドで私は勝った（7月にタイロン・ゾーギをTKOで下して戴冠）。このスポーツ最高のビッグネームとMSGで私は戦う。これはすべての選手の夢。チャンピオンとして登場し勝利とともにリングを降りる」と防衛を誓った。Photo : Tom Hogan-Hoganphotos/Golden Boy Promotions