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ロドリゲスvsモロニー、あす井上尚弥の相手決定

2018年10月20日 10時57分

 ワールド・ボクシング・スーパー・シリーズ(WBSS)バンタム級準々決勝、IBF世界同級タイトルマッチの前日計量が19日、米フロリダ州オーランドで行われ、チャンピオンのエマヌエル・ロドリゲス(プエルトリコ)がリミットの118ポンド(53.52キロ)、指名挑戦者のジェーソン・モロニー(豪)が117.6ポンド(53.42キロ)であすの試合に進んだ。

井上の目の前で対戦する王者ロドリゲス(左)とモロニー

 下馬評で優位に立つ王者ロドリゲス(18勝12KO無敗)はこれが初防衛戦。「WBSSに出場できて幸せだ。12ラウンド戦う準備をしてきたが、12ラウンドを待たずに試合は終わるだろう」と現地メディアにKOを予告した。

 1回目の計量で270グラム超過、1時間後の再軽量でことなきを得たのモロニー(17勝14KO無敗)は「この瞬間のためにすべてを犠牲にしてきた。世界タイトルなしにリングをおりるわけにはいかない」と闘志満々のコメントを発した。

 この試合の勝者は来春に予定されている準決勝でWBA王者の井上尚弥(大橋)と対戦する。準々決勝を70秒KO勝ちした井上はこの試合を見るために現地入り。モンスターの眼前でどんな試合が繰り広げられるか注目だ。

メインのクルーザー級、ドルティコス(左)とマステルナク

 もう一つのWBSS、クルーザー級準々決勝の計量も行われ、元WBA王者ユニエル・ドルティコス(キューバ)が199.8ポンド(90.82キロ)、マテウシュ・マステルナク(ポーランド)が198.8ポンド(90.36キロ)でリミットの200ポンドをクリアした。

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