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ミニマムはスプリット判定で田中教が挑戦権獲得

2018年10月21日 21時56分

 久留米で行われたもうひと組の「最強挑戦者決定戦」、ミニマム級は、同級2位の田中教仁(三迫)が1位榮拓海(折尾)との接戦を2-1判定で下し、日本王者小野心(ワタナベ)への挑戦権を手にした。2回に田中が奪ったダウンが決め手となったかたちだが、榮もすぐ立ち直り挽回していただけに、判定は微妙だった。

田中(右)は2回に榮からダウンを奪った

 榮は立ち上がりからジャブを多用し右に繋げて優位に立った。しかし2回に右が相打ちとなり、足をもつれさせてダウン。その後は一進一退の混戦。榮も回復してジャブと右を有効に用いた。

 終盤は右-左-右のコンビネーションも繰り出して失点を挽回したかにみえたが、公式スコアは2人が76-75、77-75で田中、残る1人は77-74で榮の勝ちとし、2-1で田中の勝利を支持した。

 試合後、栄の負けに納得できない折尾ジムの西村会長がジャッジ席に詰め寄り激しく抗議し、場内がしばし紛糾した。勝った田中は17勝9KO7敗。敗れた榮は19勝13KO3敗1分。

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