2018年11月3日土曜日

あす井上尚弥のライバル激突 バーネットvsドネア

 賞金トーナメント「ワールド・ボクシング・スーパー・シリーズ」(WBSS)バンタム級準々決勝、WBA同級スーパー王座戦の前日計量が現地時間2日行われ、王者ライアン・バーネット(英)が117.8ポンド(53.43キロ)、挑戦者ノニト・ドネア(比)が117.7ポンド(53.38キロ)でリミットの118ポンドをクリアした。試合はあす3日、英グラスゴーのSSEハイドロでゴングを聞く。

 優勝候補ナンバーワン、WBAレギュラー王者の井上尚弥(大橋)をしのいで第1シードとして堂々出場のバーネットと、元5階級制覇王者ドネアのによる対決。バンタム級準々決勝で最も注目とも言える一戦には、井上も当然ながら熱い視線を注いでいる。

 この大会に“フィリピーノ・フラッシュ”復活をかける35歳のベテラン、ドネア(38勝24KO5敗)は11年10月のオマール・アルバエス(亜)戦以来、7年ぶりとなるバンタム級戦。まずは計量が心配されたが、陣営によると「けっこう余裕だった」というから、かなり作ってきた模様だ。

オッズはバーネットが大きくリード

 一方、地元にビッグネームを迎えた26歳の元IBF&WBA統一王者バーネット(19勝9KO)はこれがWBA王座の2度目の防衛戦。決勝で“モンスター”井上と対戦するために負けるわけにはいかない。

 勝者は準決勝でWBO同級王者ゾラニ・テテ(南アフリカ)と対戦することが決まっている。もう一方の準決勝は井上とIBF王者エマヌエル・ロドリゲス(プエルトリコ)の対戦が決定済み。

 オッズメーカーのウィリアムヒルがつけたオッズは、バーネットの勝利が1.14倍、ドネアの勝利が5.5倍。戦前の予想はバーネットが大きくリードしている。

 同じリングで挙行されるWBSS・S・ライト級準々決勝は、スコットランド期待のジョシュ・テイラー(英=WBC1位)が139.1ポンド(63.09キロ)、相手のライアン・マーティン(米=同7位)が139.3ポンド(63.19キロ)をマーク。リミット140ポンドを合格。勝者が初戦を勝ち抜きIBF王者に就いたイバン・バランチェク(ベラルーシ)と準決勝で対戦する。