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2018年11月12日月曜日

元王者の瀬藤幹人が引退式、日本2位の垂水TKO勝ち

  WBC世界S・バンタム級暫定王座決定戦が行われた12日の後楽園ホールのメイン前に、元日本S・バンタム級暫定王者、瀬藤幹人(39歳=協栄)の引退式が行われた。

 リング上で同門の元世界王者、佐藤修さんと坂田健史さんから花束を受け取った瀬藤は「敗戦は自分の財産であり、大きく成長させてもらいました。敗戦を多く味わったから人の痛みが少しでも分かる人間になれたと思います。応援してくれたみなさま、本当に感謝しています」とあいさつ。10カウントゴングを聞いた。

 瀬藤は2000年にデビュー。のちに世界王者となる下田昭文を下すなどしてキャリアを重ね、11年4月、玉腰強平との決定戦を制して日本同級暫定王座を獲得した。

 ラストファイトは5回TKO負けした17年7月の和氣慎吾(FLARE山上)戦。持ち前のスピードとトリッキーなスタイルで残した戦績は51戦34勝18KO14敗3分。協栄ジムの選手で51戦は海老原博幸の68戦に次ぐ試合数だという。

◇ウェルター級6回戦
垂水稔朗(協栄)[TKO5回2分6秒]安藤暢文(高崎)

 日本ウェルター級2位の垂水は、先手で手を出すサウスポーの安藤を攻めあぐねたが、3回から距離を詰めて攻勢に転じ、4回は右、左フック、ボディ打ちで安藤を追い込んだ。5回に垂水の連打でストップ。垂水は11勝6KO3敗3分。15年3月にも垂水に敗れている安藤はリベンジならず。5勝2KO8敗1分。

◇フェザー級4回戦
亀田京之介(協栄)[3-0(40-36、40-37、39-37)]溝越斗夢(緑)

 亀田3兄弟の従弟“浪速の狂拳”京之介と“西三河の蜥蜴”溝越による話題対決。京之介がカウンターで待ち受け、溝越は狙いすぎで、2人ともなかなか手が出ない。2回終了のゴングが鳴ると両者が興奮のあまりもみ合い、主審に引き離された。

 後半もパンチの交換は少なかったが、京之介が溝越のパンチを外し、4回にはようやくほぐれてきたか、ジャブ、右ストレートを決めて判定勝ちした。元ヤンキー対決を制した京之介は「相手も強くて警戒した」と反省の弁。2勝1KO1敗。溝越は2勝2KO1敗1分。

◇ライト級8回戦
酒井孝之(協栄)[TKO5回1分38秒]上村優(ドリーム)

 ハンドスピードとパンチ力で上回る酒井がゴングと同時に攻めた。上村は頭を下げてボディ打ちで対抗したが、酒井は4回にスパート。ワンツーを軸に上村を攻め立てた。6回に酒井がラッシュしてストップ。酒井は7勝5KO1敗2分。上村は7勝3KO6敗1分。