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チャオズ箕輪は判定負け WBC女子F級獲得ならず

2018年11月18日 18時14分

 メキシコのプエブラで17日(日本時間18日)行われたWBC女子世界フライ級タイトルマッチは、王者イベス・サモラ(メキシコ)が挑戦者のチャオズ箕輪(ワタナベ)に10ラウンド3-0判定勝ち。今年5月、決定戦で獲得したベルトのV1に成功した。

 序盤は箕輪が好調だった。リングをサークリングしながらサモラの出鼻に左ジャブ、右カウンターを決めポイントにつなげる。サモラは目尻が腫れ出した。

 ボディーへもパンチを巧打する挑戦者だが、5回からペースははっきりとサモラに傾く。突進力を生かしボディー打ちで優勢。細かい連打も交えポイントを挽回。メキシコの男子選手を彷彿させるフック、アッパーを繰り出し箕輪の反撃を断ち切った。

 公式スコアは3ジャッジ一致の97-93でサモラの勝利。サモラは「前半リードを許したけど、だんだんリズムをつかむことができた。来年、他団体のチャンピオンと統一戦をやりたい」とコメント。30勝12KO6敗。2度目のタイトル挑戦に失敗した元トップアマの箕輪は6勝5KO2敗。

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