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2018年11月22日木曜日

前王者の有川敗れる クドゥラ殊勲の3回TKO勝ち

 前日本ウェルター級王者の有川稔男(川島 が22日、後楽園ホール「アンタッチャブルファイト28」のメインに登場。ウェルター級8回戦で同級13位のクドゥラ金子(本多)に3回1分44秒TKO負けで再起に失敗した。

 有川は4月、2度防衛していた王座を矢田良太(グリーンツダ)に奪われて王座陥落。再起戦で8戦全勝5KOホープ、アフガニスタン出身のクドゥラを迎えた。

 試合はいきなり動いた。ややラフに入った有川は1分すぎ、有川のアタックをよく見ていたクドゥラに左から右につながれ、尻からキャンバスに沈んだ。

 有川はここから前に出て巻き返しを図り、2回はジャブ、ボディでクドゥラを守勢に回らせる。クドゥラはラウンド終盤、回転の速い連打で有川に襲い掛かった。

 有川は3回も攻めたが、ハンドスピーデ上回るクドゥラが有川の打ち終わりを狙って攻撃。ロープを背負った有川は左フックをもらうと、有川のヒザが砕けて落下。タオルが投入された。クドゥラは9連勝(6KO)。有川は15勝13KO6敗。  

 有川は4月、2度防衛していた王座を矢田良太(グリーンツダ)に奪われて王座陥落。再起戦で8戦全勝5KOホープ、アフガニスタン出身のクドゥラを迎えた。

◇52.8キロ8回戦
川浦龍生(川島)[KO3回1分10秒]吉村祐紀(フジタ)

 元中央大主将のホープ、日本S・フライ級18位のサウスポー、川浦はデビュー5戦目にして初の日本人戦。川浦は初回、よく動きつつボディから吉村を崩していく立ち上がり。吉村が2回、攻勢に出ると川浦の左ストレートをきれいに決めた。

 川浦は3回、左ストレートで吉村を後退させると、一気に距離を詰め、左アッパーで吉村をキャンバスへ。吉村がグローブで鼻をおさえ、立ち上がれないとみた青コーナーから投入となった。川浦は5勝4KO。吉村は8勝2KO4敗4分。

◇バンタム級8回戦
渡辺健一(ドリーム)[2-0(77-74、76-75、76-76)]永安潤之介(川島)

 1年ぶりのリングとなる36歳のベテラン永安に対し、連敗中の渡辺が初回に右ストレートを決めて先制。体格で勝る永安は圧力をかけボディを攻めたが、渡辺が単発ながらパンチを決めて永安にダメージを与えていった。

 迎えた4回、渡辺の左フックで永安がダウン。渡辺が攻勢を仕掛け、KO勝ちが見えてきたかに思えた矢先、永安の右で渡辺がグラリ。試合は一気に分からなくなった。

 後半戦は、永安が前に出てボディで渡辺を削り、押し気味に進めながらも、渡辺の一発でフラつくシーンもあった。渡辺が前半の貯金でから応じて逃げ切った。渡辺は8勝4KO4敗1分け。3連敗の永安は13勝3KO14敗3分け。

 また、元日本S・バンタム級王者で1月に引退した石本康隆トレーナーがこの日、セコンドデビュー。イマオカジム所属で4回戦に出場した小林柾貴、山田大のセコンドに入り、両選手ともに40-36×3のフルマーク判定勝ちを収めた。

“初陣”を飾った石本トレーナーは「緊張するよりも、責任感のほうが強かった。(勝った選手に)感謝しています」とほっとした表情。ジムにはプロ予備軍が多いそうで、今後は活躍の機会が増えそうだ。