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“手品師ボクサー”ジロリアン陸、復帰戦は黒星

後楽園ホール結果 メインは成塚亮が勝利
“手品師ボクサー”ジロリアン陸、復帰戦は黒星

2018年12月10日 23時07分

「オーバーヒートボクサーズナイトvol.88」が10日、後楽園ホールで行われ、メインのL・フライ級8回戦は、成塚亮(ワタナベ)が山中彰弘(フラッシュ赤羽)に3-0判定勝ちした。

2回にダウンを奪った成塚、この後も攻撃的だった

◇L・フライ級8回戦
成塚亮(ワタナベ)[3-0(79-72、79-71×2)]山中彰弘(フラッシュ赤羽)

 リーチと機動力で勝る成塚は2回、連打から右ストレートを決めて山中をキャンバスに転がした。チャンスとばかりに攻め立てると、山中の右を食らってグラリ。試合は一気に盛り上がった。

 ここから両者ともによく手数が出たが、より動いてボディを絡めたコンビネーションを打ち込むを成塚が優勢に試合を進めた。山中は右で逆転を狙ったが、成塚をつかまえることはできなかった。

 成塚は7月、香港で地域王座戦に敗れて以来の試合に勝利。戦績は9勝8敗1分。山中は7勝3KO7敗2分。

土屋(右)は右を効果的に使って片桐を突き放した

◇S・ライト級8回戦
土屋浄司(フラッシュ赤羽)[3-0(77-76、77-75、78-74)]片桐康喜(草加有沢)

 16年4月にドローの両者が再戦。初回に片桐がいきなり右フックを決めて、土屋が 左目尻をカットする立ち上がり。序盤は片桐が元気だったが、土屋がカウンターの右を決め始めてペースを握っていく。

 片桐は中盤、打撃戦に活路を見出そうとしたが、土屋はこれに打ち負けず、最後まで右を決めてゴールテープを切った。土屋は8勝5KO5敗2分。片桐は7勝1KO3敗2分。

石井(右)はテクニックで上回って快勝

◇59.5キロ6回戦
石井龍輝(船橋ドラゴン)[3-0(58-55×2、59-54)]ジロリアン陸(フラッシュ赤羽)

 サウスポーの石井は、昨年の新人王戦を沸かせたマジシャンでラーメン好きのジロリアンをインサイドに入れず、アウトボクシングを展開した。

 石井は2回にジロリアンのアタックを外して左でダウンをゲット。その後もジャブとカウンターを決めた。強打のジロリアンは石井にパンチがなかなか届かず、最後までペースをつかめなかった。

 石井は9勝5KO3敗。昨年の全日本新人王戦以来、1年ぶりのリングだったジロリアンは連敗で8勝8KO3敗。

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