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米メディア、C・J・ロス審判員を非難

2013年9月17日 15時24分

 14日ラスベガスで挙行されたフロイド・メイウェザー×サウル“カネロ”アルバレス戦で、試合を114-114のドローと採点したベテランジャッジ、C・J・ロス女史に対し、非難が集中している。

メイウェザーもドロー採点には納得いかない

 ESPNの名物解説者でトレーナーのテディ・アトラスは「ロスのスコアはこっけいで犯罪的でもある。ギャンブラーたちの手が彼女に伸びたかもしれない」とコメント。ゴシップサイトのTMZは「私は自分の採点に自信を持っている」という女史の発言をタイトルにメイウェザーとの写真を掲載して扱った。

 またファイトニュース・ドットコムは「C・J・ロス、またやった」という見出しで、過去の女史の“疑惑の”スコアリングに関して言及。真っ先に槍玉にあげたのが昨年6月のパッキアオ×ブラッドリー戦。115-113でブラッドリーの勝ちとした問題の試合だ。ピックアップされた他の5試合がいずれもドローというのは興味深い。そのほかにもUSAトゥディ紙、ニューヨーク・デイリーニュース紙などが記事を掲載。

 メディアのバッシングに対してネバダ州コミッションのキース・カイザー事務局長は同ジャッジを処分するプランがないことを通達。「多くの人々は『クロスゲームのラウンドがあまりなかった』と思っているが、私はそうじゃなかったと信じている」と女史を擁護している。ロス女史(本名シンティア・J・ロス=64歳)は92年から21年間、地元ネバダ州でジャッジを担当。エドガル・ソーサ×國重隆戦など他国で世界戦を担当した経験もある。Photo/SUMIO YAMADA

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