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代打でメインの城後響 ダウン喫すも判定勝ち

2018年12月16日 20時08分

 大鵬ジム主催の「第64回チャンピオンロード」は16日、大阪市のエルシアターで開かれた。メインに予定されていたOPBF・S・フライ級7位、ダイナミック健次(大鵬)と岩井尚斗(森岡)による8回戦は、健次が目の感染症のため中止となった。

城後(右)は有効打でポイントを獲得した

 繰上げメインとなった55.6キロ8回戦は、元近大ボクシング部主将で16年西日本バンタム級新人王の城後響(25=井岡)が最終回にダウンを奪われたが、2-0の判定でトリッキー熊谷(28=T&T)を下した。城後は8勝4KO2敗、熊谷は9勝6KO9敗。

◇55.6キロ8回戦
城後響(井岡)[2-0(76-76、77-75×2)トリッキー熊谷(T&T)

 城後は慎重な立ち上がり。ジャブを伸ばすも積極的に攻めず、逆に熊谷が大きなモーションでフックを放つ展開。城後はジャブで動きを止めるのだが、そこからのワンツー、ボディフックなどのコンビネーションが不足した。

 それでも有効打でポイントはリードしていたが、最終の8回に熊谷の右フックが城後のアゴをとらえてダウンを奪った。城後が立ち上がったところで、終了ゴング。

 城後は近大の大先輩、赤井英和(グリーンツダ)にあやかったロッキーのテーマの曲で入場したものの、代打のメインイベンターの緊張からか、終始硬い動きだった。

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