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チャーロ兄の相手変更 モンローJrがドーピング違反

2018年12月17日 11時40分

 今週土曜日22日ニューヨークのバークレイズセンターで防衛戦を予定するWBCミドル級暫定王者ジャモール・チャーロ(米)の相手がスイッチされる見込みとなった。VADA(ボランティア・アンチドーピング協会)が実施した検査で、挑戦者ウィリー・モンローJr(米)の尿からパフォーマンスを高める違反物質が見つかった。WBCが発表した。

代役挑戦者との試合を了承したチャーロ

 これによりモンローが降ろされることは決定的。代わりにアンダーカードでコロンビア人選手と対戦予定だったマット・コロボフ(ロシア)が抜擢される。チャーロは「誰が相手でも問題ない」と承諾。コロボフがモンローと同じサウスポーということもチャーロを納得させたようだ。

 エリートアマからプロ入りしたコロボフ(28勝14KO1敗=35歳)はアンディ・リー(アイルランド)とのWBOミドル級王座決定戦でTKO負け。しかし現IBF・S・ミドル級王者ホセ・ウスカテギ(ベネズエラ)にはダウンを奪って判定勝ちしている。

 同じリングでチャーロ双生児兄弟の弟ジャーメル・チャーロ(米)がトニー・ハリソン(米)を相手にWBC世界S・ウェルター級王座の防衛戦を行う。

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