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チャーロ弟が王座陥落 ハリソンにまさかの判定負け

2018年12月23日 16時15分

 中量級の強豪チャーロ・ツインズが共演した22日(日本時間23日)ニューヨーク、バークレイズセンターのリングで番狂わせ。WBC・S・ウェルター級王者ジャーメル・チャーロ(米)が挑戦者4位トニー・ハリソン(米)に12回3-0判定負けで王座を追われた。

 試合は終盤まで拮抗した。左から右強打とシャープなパンチを繰り出すチャーロに対しハリソンは相手の出鼻や打ち終わりに鋭いジャブを突き刺し対抗。ハリソンは5回、右カウンターを命中させて沸かせる。ライバル王者ジャレット・ハード(米)が見守る中、印象的な勝利がほしいチャーロは中盤チャージしてポイントは接近する。

 10回、圧力を強めたチャーロは11回、左アッパーを痛打して挑戦者をロープへ送る。そして最終回、王者がダメージングブローを打ち込むとハリソンは防戦一方。大方はチャーロが押し切った試合に見えた。

 ところが公式スコアは116-112、115-113×2でハリソンを支持。昨年2月、ハードに挑んで9回TKO負けして以来、2度目の世界挑戦でベルトを獲得した。無念のチャーロは4度目の防衛に失敗した。デトロイトが地元のハリソンは27勝21KO2敗。チャーロは31勝15KO1敗。

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