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伊藤雅雪、井上拓真、拳四朗が好調アピール

あすトリプル世界戦 6選手全員計量クリア
伊藤雅雪、井上拓真、拳四朗が好調アピール

2018年12月29日 14時53分

 あす30日、大田区総合体育館で開催されるトリプル世界タイトルマッチの計量が29日、東京・九段下のホテルグランドパレスで行われ、出場6選手が合格した。

王者の伊藤(右)は計量後も終始リラックス

 メインで初防衛戦に臨むWBO世界S・フェザー級王者、伊藤雅雪(伴流)はリミットの58.9キロ、挑戦者エフゲニー・チュプラコフ(ロシア)は58.6キロだった。笑顔で挑戦者に握手を求めた伊藤はリカバリードリンクを飲みほし、「あしたは6キロくらい戻ると思う。今までになく調子がいい」と好調をアピールした。

 7月にアメリカで世界王座を奪取し、日本では初めての世界戦となるが、「イベントっぽいのは好きなのでテンションは上がっている」と取材や会見を大歓迎。「熱い試合をしたいですね」と意気込みを語った。

大一番に挑む拓真(右)、ペッチも仕上げてきた

 WBCバンタム級暫定王座決定戦に出場する同級2位のペッチ・CPフレッシュマート(タイ)と同5位の井上拓真(大橋)はともにリミットの53.5キロをマークした。

 計量を終えてひと息ついた拓真は報道陣に囲まれると「目の前にベルトがあるのでいままで以上にワクワクしている」「ここまですべて順調位きている」と心境を口にした。

 陣営の大橋秀行会長は「拓真はキャリアを積んできた。普通にやれば負けはない」と信頼を寄せつつ、「ペッチはいい減量をしたきたように見えた。相当打ち込んでいるすごい拳をしている」と対戦相手のチェックも忘れていなかった。

王者の拳四朗(右)は4連続KOでV5狙う

 WBC世界L・フライ級チャンピオンの拳四朗(BMB)は48.7キロ、挑戦者サウル・フアレス(メキシコ)はリミットの48.9キロであすの試合に進んだ。

 背中に「I'm real baby face」とペイントして計量を終えた拳四朗は「序盤からジャブをバシバシ当てて、徐々に弱らせ、中盤から後半に右で倒したい」と試合をシミュレーション。年末に世界タイトルマッチが6試合行われことを意識し、「一番目立つ試合をしたい」と意気込みを口にした。

 グローブは伊藤がエバーラスト、チュプラコフがレイジェス。あとの2試合は両選手ともウイニングを使用する。試合の模様は午後7時からフジテレビ系列で放送される。

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