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「早く正規王者に」暫定王者の井上拓真が会見

2019年1月1日 0時52分

 トリプル戦のWBC世界バンタム級暫定王座決定戦で新チャンピオンになった井上拓真(大橋)が一夜明けた31日午後、横浜の所属ジムで記者会見。「早く正規のチャンピオンになりたい」と、統一戦への意欲を語った。

父の真吾トレーナー(左)と会見に臨んだ拓真

 

 お祝いに贈られた鉢植えの蘭がいくつも並ぶジムに現れた井上。右目下の腫れは 2位ペッチ・CPフレッシュマート(タイ=本名タサーナ・サラパット)との激闘の名乗り。右拳の包帯は中盤に負ったという打撲症だが、骨折はしていないという。

 暫定とはいえチャンピオンになった感想を聞かれると、兄弟同時世界チャンピオンの小さい頃からの夢が実現して「ホッとしました」という。

 しかし喜びもつかの間、同席の父・井上真吾トレーナーから「結果はよかったけれど、悪いところとかも見つかったんで、早く直すように」と厳しい助言。拓真も「お父さんの言う通り、試合内容はまだまだ」ときたるべき正規王者との統一戦に向けて気を引き締めていた。  

 大橋秀行会長によると、1位ノルディーヌ・ウバーリ(フランス)と3位ルーシー・ウォーレン(米)の正規王座決定戦は1月19日に予定されている。拓真はその勝者と早ければ4月か5月にもチャンピオン統一戦を行いたいという。

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