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パッキャオvsブローナーの前座が会見

ウバーリvsウォーレン WBCバンタム級正規王座戦
パッキャオvsブローナーの前座が会見

2019年1月18日 15時19分

 19日(日本時間20日)ゴングとなるマニー・パッキャオvsエイドリアン・ブローナー戦のアンダーカードで行われる3つのタイトルマッチの会見が17日、現地ラスベガスで開催された。

 その中で日本のファンには井上拓真(大橋)が暫定王座に就いたこともあり、“セミセミ”の扱いながらノルディーヌ・ウバーリ(フランス)vsルーシー・ウォーレン(米)のWBCバンタム級王座決定戦の行方が気になるだろう。この王座はルイス・ネリ(メキシコ)が山中慎介との再戦で体重オーバーにより失格後、いまだに空位になっている。

ウォーレン(左)とウバーリ、下馬評はウォーレンだ

 先にマイクの前に立ったウォーレンは「あの時はアマチュアだった。今度はまったく違った結果が出るだろう」と切り出した。ウォーレンとウバーリは12年のロンドン五輪フライ級2回戦で対戦。19-18の小差でウバーリがポイント勝ち。

 リベンジを目指すウォーレンは「私がこのタイトルを獲れば、この国(米国)の軽量級に対する評価が変わるだろう。世界王者に復帰する準備は出来ている。今、ヘビー級に注目が集まっているけど、今度はバンタム級にスポットが当たる」と結んだ。

 続いてウバーリは「ウォーレンが言ったことは正しい。今回はオリンピックの試合ではない。でも彼には私が母国にベルトを持ち帰ると思ってもらいたい。自分の存在を世界に知ってもらいたい。私が今回ビッグステージに立てるのはマネジャーのロイ・ジョーンズ・ジュニアのおかげ」とコメント。試合がフランスだけでなくルーツのモロッコにも中継されることで張り切っている。

日本でもお馴染みウーゴ・ルイス(右)も登場

 PPV(ショータイム)カードで最初に放送されるWBAフェザー級暫定王座戦は、日本で長谷川穂積にWBC・S・バンタム級王座を明け渡したウーゴ・ルイス(メキシコ)がジャック・テポラ(フィリピン)に挑戦する。

 ルイスは「テポラのパワーをリスペクトしている。彼はKOアーティスト。でも経験とKOの数では私が勝っている」と発言。一方テポラは「普段KOは意識しないけど、今回もチャンスが来れば逃さない」とこちらもKO決着を予感させた。

 セミ格では元S・ミドル級&L・ヘビー級王者バドゥ・ジャック(スウェーデン)が無敗のマーカス・ブラウン(米)とWBA・L・ヘビー級暫定王座決定戦を行う。Photos by Cynthia Vance, Chris Farina

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