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ショッキング! リナレスまさかの初回TKO負け

2019年1月19日 12時43分

  日本時間19日マジソン・スクエア・ガーデンのザ・シアターで番狂わせ。セミで行われたWBCインターナショナル・シルバー・S・ライト級王座戦で、3階級制覇王者ホルヘ・リナレス(帝拳=ベネズエラ)が王者パブロ・セサール・カノ(メキシコ)に1回2分48秒TKO負けを喫した。

リナレスはカノの右で崩れ落ちた

 衝撃の光景だった。体格のいいカノが開始早々、ワンツー、ワンツーで攻めると、右を首あたりに食らったリナレスがダウン。試合開始からわずか20秒ほどだった。

 攻めるカノ、これをしのごうとするリナレス。しかしラウンド中盤、カノの右クロスが炸裂し、リナレスは2度目のダウンだ。さらに左フックを合わせられ、三度リングに沈んだリナレスは、立ち上がったものの、追撃を受けてフラフラとなり、最後は主審に救われた。

 試合はWBC・S・ライト級挑戦者決定戦とされており、リナレスは勝てば4階級制覇に大きく前進するはずだったが、これで後退を余儀なくされた。45勝28KO5敗。

まさかのTKO負けにぼう然とするリナレス

 大金星のカノは32勝22KO7敗1分。2015年10月、リナレスに敗れた兄イワンの敵を討つ形となった。Photos/SUMIO YAMADA

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