2019年2月13日水曜日

勅使河原「スター性みせる」、入口「自信しかない」日本LF級はベテラン堀川と新鋭の戸高で決定戦

 あす14日、後楽園ホールでゴングとなる「ダイヤモンドグローブ」の計量が13日、日本ボクシングコミッションで行われ、メインのOPBF・S・バンタム級タイトルマッチは、王者の勅使河原弘晶(輪島功一S)、挑戦者7位の入口裕貴(エスペランサ)ともにリミットの55.3キロで合格した。

 WBOアジアパシフィック・バンタム級王座に続き、1階級上げてOPBFを手にした28歳の勅使河原(18勝11KO2敗2分)はいま最も勢いに乗っている選手の一人。リング外でもサービス精神旺盛で、計量ではバレンタインデーを意識してチョコレート柄のパンツを披露。あすの入場も「期待されてるんで」とファンを喜ばせる仕掛けを考えている。

 世界ランキングがWBOバンタム級2位まで上昇した勅使河原の目標はあくまで“スター選手”になることだ。「あしたは僕の圧倒的なスター性と強さを見てほしい。“ザ・勅使河原劇場”をお見せします」とどこまでも元気がよかった。

 一方、関西から乗り込んだ入口は10勝4KO2敗1分の21歳で、2敗しているとはいえ、評価の高い若手のホープ。昨年12月の忘年会中にタイトル挑戦を電話で知らされ、「次の日から正月返上で練習してきた」という。

 抱負を問うと「12ラウンドはとても無理なので、4ラウンドくらいに倒す」と言いながら、よく聞けば、この1ヵ月で12ラウンド・スパーを4度、計100ラウンドに及ぶスパーをこなしてきたというからスタミナはありそう。「自信しかない」と強気な言葉を残して計量場をあとにした。

 セミの日本L・フライ級王座決定戦は、久田哲也(ハラダ)の王座返上によるもの。同級1位の堀川謙一(三迫)は48.8キロ、2位の戸髙達(レパード玉熊)はリミットの48.9キロをマークした。

 38歳のベテラン堀川(38勝12KO15敗1分)は15年9月に同王座を獲得、初防衛戦で現WBC王者の拳四朗(BMB)に敗れており、王座返り咲きを狙う。「(ジムを移籍して)三迫ジムで獲らないと意味がない。相手は強いと思うけど、それなりの相手とやってきたので大丈夫」と自信を見せた。

 29歳の戸髙はプロ16戦目(9勝3KO2敗4分)にして初の日本タイトル挑戦。「やることはやってきたので、積極的に攻める」との言葉通り、前に出る持ち前のスタイルで元王者を攻略するつもりだ。