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ウシクWBA王座を返上 5月米国でヘビー級デビュー

2019年3月29日 15時21分

 クルーザー級の“比類なき”チャンピオン、4冠統一王者オレクサンドル・ウシク(ウクライナ)がWBA王座を返上した。27日(日本時間28日)マネジャーがソーシャルメディアを通じて伝えた。直接の原因は元王者デニス・レベデフ(ロシア)との指名試合をWBAから通達されていたためだった。

 レベデフは現在WBAランキングに名前が消えているが、“休養チャンピオン”に認定されている。17年までブランクが多かったが、昨年は2度リングに上がり2勝している。

 WBAはウシクの下にベイブ・シュメノフ(カザフスタン)が正規チャンピオン、アルセン・グラムイリアン(アルメニア)がゴールド・チャンピオン(以前の暫定王者に相当)に君臨。ファンの混乱を招いている。ウシクvsレベデフは入札が予定されていた。今後どのような形で複数王座が推移するか予断を許さない。

 一方ウシクはヘビー級&米国デビュー戦が確実視される。メディアによると5月18日、シカゴ登場が有力。相手は統一王者アンソニー・ジョシュア(英)に挑戦したカルロス・タカム(カメルーン=フランス)が最有力候補だといわれる。

 ウシクは他のWBC、IBF、WBOクルーザー級王座はまだ保持するが、返上は時間の問題だと思われる。今回のWBAに続き、6月、WBSS(ワールド・ボクシング・スーパー・シリーズ)のカードで予定されるクリストフ・グロワスキvsマイリス・ブリーディスのWBOクルーザー級暫定王座戦の勝者が正規王者に昇格する可能性が高い。

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