2019年4月12日金曜日

越川孝紀が5回TKO勝ち 日本タイトル挑戦に前進

「ザ・グレイテストボクシングvol.33」が12日、後楽園ホールで開催され、メインのS・ウェルター級8回戦は、日本同級3位の越川孝紀(セレス)がジョスマル・ケフイ(インドネシア)に5回24秒TKO勝ち。日本タイトル挑戦に前進した。

越川は5回に連打でストップ勝ちを呼び込んだ

 習志野高、駒澤大出身の越川は初回からワンツー、左ボディでアグレッシブに背の低いケフイを攻めた。ケフイはそれなりに被弾しながらも手を出して対抗した。

 やや打ち疲れてきたかに見えた越川は5回にネジを巻きなおし、右を決めて連打を打ち込んだところでストップとなった。越川9勝6KO1敗。ストップに不満を表したケフイは18勝11KO10敗。

 日本S・ウェルター級は、王者の新藤寛之(宮田)が5月1日、指名挑戦者の松永宏信(横浜光)と防衛戦を行う。越川はこの勝者に挑戦するか、それがかなわない場合は秋の挑戦者決定戦に出場するプランだ。

三瓶(左)は大坪との激戦に競り勝った

◇S・フェザー級8回戦
三瓶数馬(協栄)[2-0(77-75×2、76-76)]大坪タツヤ(T&T)
 日本フェザー級7位の大坪と日本S・フェザー級12位のサウスポー三瓶の対戦。初回、三瓶がいい左ボディを決めると、大坪も左フックでやり返し、試合はスタートからヒートアップした。

 2回以降、三瓶は左ストレート、右フックにボディ、大坪も左右フックにボディ攻めで互いにパンチをヒットし合う展開。ともに譲らず打撃戦は最後まで続いた。わずかな差ながら、より相手にダメージを与えたのが大坪、より有効打が多かったのが三瓶というイメージだった。三瓶は17勝7KO5敗。大坪は13勝4KO10敗1分。

左ストレートを炸裂させたTKO勝ちの薮崎

◇フライ級8回戦
薮崎賢人(セレス)[TKO6回1分38秒]興法裕二(新日本木村)
 サウスポー対決は初回、薮崎がカウンターで左ストレートを決めてダウンを奪う立ち上がり。2回以降、興法が先手を獲って追い上げたが、6回に薮崎の左が再び火を噴き、興法がキャンバスに沈んだ。途中攻めあぐねながらTKO勝ちの薮崎は7勝5KO2敗1分。興法は8勝1KO5敗2分。

◇フェザー級6回戦
中川公弘(ワタナベ)[3-0(57-56×2、58-55)]河野洋佑(新日本木村)
 初回に右アッパーを決めて河野からダウンを奪った中川は、その後もフェイントを駆使して河野を翻弄。終盤の河野の追い上げをしのいで勝利した。2年ぶりに後楽園ホールで勝利の中川は7勝3KO4敗2分。日本フェザー級18位の河野は13勝7KO9敗2分。