2019年4月17日水曜日

前世界王者の山中竜也さん 第2の人生スタート
大阪・北新地でおにぎり店開業

「おにぎりのチャンピオンめざしがんばります」。前WBO世界ミニマム級王者、山中竜也さん(22)」が大阪・北新地でおにぎり専門店「おにぎり竜」を開店することになり、17日、関係者にお披露目した。

「おいしいお米を味わってもらう」と山中さん

 チャンピオンベルトから、らくだ色の腹巻を腰に巻いた板前姿に変身した山中さんは「真正ジムに中学生で入門したときに世界王者の長谷川穂積さんから『おにぎり君』と呼ばれていたのも何かの縁です。おいしいお米をみなさんに味わってもらいます」と19日からの正式オープンに向け力が入った。

 昨年8月の初防衛戦に失敗。試合後に脳内出血が判明して引退した山中さんは新たな人生を模索していたところ、飲食関連事業を展開する後援者が、日本の米食文化復興を目指す「おにぎり向上委員会」を立ち上げることになり、山中さんに専門店を任せることになった。

「現役のときは料理がまったくできなかった」という山中さんは2月から開業に備えて調理学校で授業を受けたそうで「出し巻もうまくできるようになりました」。

 北新地上通りの商業ビル一階の店舗内部はおにぎり屋台を模した造りで、コの字形カウンター10席。山中さんがタイガー土鍋炊飯ジャー3台で山形県産のブランド米「つや姫」を炊いて、お客さんの目の前で有明海産の海苔を巻いたおにぎりを提供する。

入門当時つけられたあだ名が「おにぎり君」だった

 メニューは現役当時に試合前に必ず食べた大分産のブランド卵の黄身をだし醤油に漬け込んだ具材の「乱王醤油」(1個300円)の看板商品をはじめ、牛しぐれ、北新地ツナマヨ、たらこバターなど23種類があり、200円から400円。おでんや一品もあり、お酒も提供する。

「ボクシングにかかわれたらと引退直後は思っていて、飲食関係は考えてもみなかったですが、おにぎり店の話をいただいて、ピンときておにぎり君に戻ろうと思いました。楽しく飲んで食べていただける店にしたいです」。現在、体重は64キロとミニマム級からS・ライト級にアップしたが、はじける笑顔は変わらない山中さんが新たな舞台にチャレンジする。

◇おにぎり竜
住所 大阪市北区曽根崎新地1-1-16 クリスタルコートビル101号
電話 06-6131-7717
営業時間 18時30分~深夜営業(日曜・祝日定休)