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最年長王者の野中悠樹 地元尼崎市長に世界誓う

2019年4月24日 17時57分

 41歳の国内最年長王者、野中悠樹(井岡弘樹)が24日、地元の兵庫県尼崎市を訪れ、稲村和美市長(46)にOPBF、WBOアジアパシフイックミドル級タイトル獲得を報告した。

稲村・尼崎市長と野中、夏にOPBF防衛戦を予定している

 2本のチャンピオンベルトを持参した野中は「17年、18年と2回世界タイトル挑戦者決定戦で敗れてしまい、進退を迷う時期もあったが、自分はやっぱり世界を目指すんだと、復帰を決めた。2月のタイトル獲得は終着点ではなく、世界へ向います」と決意表明。

 稲村市長は「野中さんはいろいろがんばっておられる人に勇気を与えていますね」の言葉に、「慢心せず、練習します」。稲村市長は「ずっしり重いですね」とベルトを腰に巻き、記念写真に納まった。

 野中は同市長洲生まれで、市内の清和小、小田南中出身。大阪府摂津市の私学、浪速工業高(現星翔高)に進み、卒業後、尼崎ジムでボクシングを始めた。99年のプロデビューから、桂伸二トレーナーと二人三脚で世界を目指している。

 桂トレーナーは「ミドル級は層が厚く、世界ランキングに入ることができていないので、次の試合は7月か8月にOPBFの防衛戦になると思う。防衛を重ねて、ランキングに入って世界にチャレンジしたい」と話し、野中もすでにジムワークを開始している。

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