2019年5月14日火曜日

木村翔のカニサレス挑戦正式発表 5.26中国・撫州

 14日、都内で前WBOフライ級王者・木村翔(青木)のWBA・L・フライ級王座挑戦が正式に発表された。木村は5月26日(日)に中国・江西省撫州市で同級王者カルロス・カニサレス(ベネズエラ)に挑む。

今度も中国で王座奪取なるか、木村

 木村にとっては昨年9月の田中恒成(畑中)戦以来となる世界タイトルマッチ。勝てば階級を下げての2階級制覇となるが、何より「世界のベルトをもう一度巻く」チャンスが木村のモチベーションをかき立てている。「フライ級でやってきた自信はL・フライ級でも生かせると思う。自信を持って挑みたい」と木村は言う。

 L・フライ級に落とすことについては、減量が当然キーポイントになるが、ここ最近は栄養士について食事の管理をするなどコンディショニングは順調な様子。もとより、木村はL・フライ級を主戦場にしており、「この階級に戻すという感覚」(木村)なのだ。「フライ級の時よりも強い木村を見せられると思う」と有吉将之会長も減量不安説を一蹴する。

 挑む王者のカニサレスは田口良一(ワタナベ)、小西伶弥(真正)の日本人ボクサーとも拳を交えた選手。21勝17KO1分とまだ負けを知らないが「序盤はアグレッシブだけど、脚も使える。でも打ち合っても打ち負けないし、脚を使っても追い込める自信があります」と木村。4月下旬に恒例のタイ合宿を行い、スタミナやメンタル面を鍛え上げてきた。

 木村が世に出たゾウ・シミン戦の頃とは違い、いまはすっかり「ホーム」(木村)という中国での世界挑戦。「全力を出して日本にベルトを持って帰ってきます」と木村は最後まで自信満々だった。

 なお当日は久保隼(真正)が王者シュ・チャン(中国)に挑むWBAフェザー級戦とのダブル世界タイトルマッチ。木村戦は中国で争われる日本人とベネズエラ人によるタイトルマッチながら、中国中央テレビ(CCTV)で生中継が予定されている。