ヘビー級の強豪が25日（日本時間26日）米英でリングに上がり、いずれも序盤で勝負を決めている。

■米オクソンヒルではロンドン五輪S･ヘビー級銅メダリスト、フィリップ・フルコビッチ（クロアチア＝WBAヘビー級9位）がグレゴリー・コービン（米）に初回1分KO勝ち。右強打でコービンを落としカウントアウトしたもの。WBCインターナショナル王座を守ったフルコビッチは8勝6KO無敗。マイアミでペドロ・ディアス・トレーナーにコーチされる。

■同じリングでIBF10位マイケル・ハンター（米）がファビオ・マルドナド（ブラジル）に2回1分45秒TKO勝ち。右で2度倒して決着をつけたハンターは17勝11KO1敗。WBCインターナショナル王座を防衛したハンターは元ヘビー級王者ラシーム・ハクマンの指導を受ける。

■一方、英マンチェスターではタイソン・フューリーのいとこヒューイ・フューリー（英＝IBF14位）がクリス・ノラッド（カナダ）に2回1分51秒KO勝ち。右を顔面に決めて倒したフューリーは22勝12KO2敗。昨年10月、IBF1位クブラット・プレフ（ブルガリア）に判定負けした再起を果たしたフューリーは9月に再登場する予定。初黒星のノラッドは17勝8KO1敗。