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IBFミニマム級流血戦 タドゥランが負傷ドローV1

2020年2月2日 16時05分

 メキシコのモンテレー近郊グアダルーペで1日(日本時間2日)行われたIBF世界ミニマム級タイトルマッチは、王者ペドロ・タドゥラン(フィリピン)が4回終了負傷ドローでV1に成功した。スコアは2ジャッジが38-38、もう一人は39-37で挑戦者ダニエル・バジャダレス(メキシコ)が優勢だった。

タドゥラン(右)は思わぬ形で初防衛成功

 サウスポーのタドゥランと地元で挑戦するバジャダレスはスタートから打撃戦を展開。初回、ヘッドバットが発生しバジャダレスは右マブタを大きくカット。ドクターチェックのあと再開され、タドゥランが左を軸に有利に進めたように見えた。

 2回、出血が止まりボディー打ちなどで挽回したバジャダレスだが3回、王者の攻撃で顔面が血で染まる。タドゥランのパンチが命中するシーンもあるがメキシカンは気力を振り絞り反撃。

 4回、出血量が多いバジャダレスに2度目のチェックが入る。続行後またも両者は激しい打撃戦に突入。ここでもタドゥランがパンチの的確さで勝ったように見えた。

 5回開始前のインターバルでストップがかかり、裁定は4回までのスコアカードに委ねられ、タドゥランが敵地でベルトを守った。タドゥランは14勝11KO2敗1分。バジャダレスは22勝13KO1敗1分。Photo/Zanfer Promotion

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