April
25
Thursday

ボクシングニュース | ボクシングビート編集部制作

share

20°C Clouds
Tokyo

Boxing News(ボクシングニュース)

Home > Match Information > フィリピンの世界フェザー級王者候補マグサヨ苦戦 
無名メキシカンに2-1判定で辛くも勝利

フィリピンの世界フェザー級王者候補マグサヨ苦戦 
無名メキシカンに2-1判定で辛くも勝利

2020年10月4日 15時16分

 ロサンゼルスのマイクロソフト・シアターで3日(日本時間4日)PBC(プレミア・ボクシング・チャンピオンズ)のイベントが行われ、メインに登場したWBC、IBFフェザー級4位のマーク・マグサヨ(フィリピン)がロベルト・エルモシーヨ(メキシコ)に10回2-1判定勝ちを収めた。

 米国3戦目、13ヵ月ぶりのリングのマグサヨは初回、右カウンターを決めてスタート。だがサウスポーの長身選手エルモシーヨはひるむところなく手数を繰り出して前進。中盤、ボディー打ちなど「さすが」と思わせる場面をつくるマグサヨだが、ダメージを与えることはできない。

 その後もパンチのボリュームで勝るメキシカンは左フックで先手を取り闘争心が衰えない。マグサヨは頻繁に繰り出す左フックが空を切り攻勢をアピールできない。それでも随所に相手の出鼻に右カウンターを浴びせラウンドを乗り切る。

 拮抗したスコアが予想された一戦はジャッジ一人が100-90のフルマークでマグサヨを支持。他の2者は96-94で割れ、マグサヨの手が上がった。辛くも無敗を維持したマグサヨは21勝14KO無敗。WBC王者ゲーリー・ラッセル(米)をターゲットに据える。善戦したエルモシーヨは11勝8KO3敗1分。

Related article
関連記事