2013年11月10日日曜日

ロマゴン、リナレス、粟生が快勝

 10日両国国技館で行われた「TOUCH! WOWOW2013 エキサイトマッチスペシャル」に出場したWBA世界L・フライ級スーパー王者ローマン・ゴンサレス(ニカラグア)、ホルヘ・リナレス(帝拳)と粟生隆寛(帝拳)の2階級制覇コンビはそろって快勝した。

ローマン・ゴンサレス(ボクシングニュース)

ブランケットをフィニッシュするゴンサレス(左)

◇113P契約10回戦
ローマン・ゴンサレス(ニカラグア)[2回27秒TKO]オスカル・ブランケット(メキシコ)
 ゴンサレスの強打と連打が初回から炸裂した。WBC世界フライ級王者の八重樫東(大橋)に善戦したブランケットに対し、下から突き上げるようなボディブロー、アッパー、さらには左フックで襲い掛かると、ブランケットは早くもロープに釘づけ。それでも果敢に手を出すメキシカンを、ゴンサレスはラウンド終盤に左フックでキャンバスに突き落とした。
 何とかゴングに救われたブランケットだったが、ゴンサレスは2回に左フックをカウンターで合わせて続く連打でフィニッシュ。この日は今後のターゲットにWBAフライ級王者フアン・カルロス・レベコ(アルゼンチン)の名前を挙げた。

ホルヘ・リナレス(ボクシングニュース)

リナレスは最高のカウンターを決めた

◇136P契約10回戦
ホルヘ・リナレス(帝拳)[1回3分8秒KO]フランシスコ・コントレラス(ドミニカ共和国)
 WBA世界ライト級王者リチャード・アブリル(キューバ)の負傷により急きょ組まれた10回戦。リナレスのモチベーションと、コントレラスのコンディションが心配されたが杞憂に終わった。
 長身のコントレラスは動きがよく、右ストレートに威力があった。リナレスをコーナーに追い込んで連打を見舞うなど「なかなかやりそう」という印象。しかしラウンド終了間際、ワンツーを打ち込もうとしたコントレラスにリナレスの右カウンターがジャストタイミングで炸裂。あおむけに倒れたコントレラスがテンカウントを聞いた。

粟生隆寛(ボクシングニュース)

初回でロメロを仕留めた粟生

◇137P契約10回戦
粟生隆寛(帝拳)[1回3分3秒KO]エドガー・ロメリ(メキシコ)
 元2階級制覇王者の粟生がロメリを一蹴。右をラフに降ってくるロメリに左ボディストレートを打ち込んで下がらせ、左ストレートを打ち込むと、ロメリがロープ際にダウン。ラウンド終了間際、ロメリの右に合わせてカウンターの右フックを叩き込むとメキシカンが再びダウン。フラつきながら立ち上がったロメリにテンカウントが数えられた。
 昨年に王座陥落したあと、2戦連続でKO勝ちした粟生は「KOのイメージができていた。また世界に挑戦できるよう、練習からアピールしていきたい」と3階級制覇に意欲を見せていた。