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S・フライ級戦国時代 IBF王者アンカハス 今週末V9戦 激戦階級で存在感示せるか

2021年4月8日 10時38分

 IBF・S・フライ級王座を4年半にわたって守り続けている王者ジェルウィン・アンカハス(フィリピン=写真)が10日(日本時間11日)、米アンキャスビルのモヒガンサン・アリーナでジョナサン・ロドリゲス(メキシコ)と9度目の防衛戦を行う。

 アンカハスは2016年9月にマックジョー・アローヨ(プエルトリコ)を下して王座を獲得。以来、8度の防衛を成功させており、S・フライ級の4団体王者の中で最も長く王座を守っている。

 S・フライ級は、フアン・フランシスコ・エストラーダ(メキシコ)が3月、ロマゴンことローマン・ゴンサレス(帝拳=ニカラグア)との激戦を制し、WBCに加えてWBAスーパー王座を吸収した。

 試合が白熱したことから、WBCはエストラーダをフランチャイズ王者に認定した上でロマゴンとのダイレクトリマッチを認め、指名挑戦権のある元WBC王者シーサケット・ソールンビサイ(タイ)に対してこちらも元WBC王者のカルロス・クアドラス(帝拳=メキシコ)との正規王座決定戦を承認。この2試合の勝者が激突するという“トーナメント”を発表した。

 一方のアンカハスもビッグマッチを求めており、トップ選手が覇を競うWBCの争いは大いに気になっているはずだ。もう一人に世界王者、WBOの井岡一翔(Ambition)との統一戦が実現すれば面白いところだが、まずはロドリゲスに勝たなければ話は始まらない。

 アンカハス(29=32勝22KO1敗2分)とロドリゲス(25=22勝16KO1敗)の試合はプレミア・ボクシング・チャンピオンズ(PBC)のイベントで行われ、メインでウェルター級のプロスペクト、26勝24KOのジャロン・エニス(米)が元IBF・S・ライト級王者セルゲイ・リピネッツ(ロシア)と対戦する。

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