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WBCウバーリvs.ドネア 仕切り直し5.29開催決定

バンタム級白熱 WBO王者カシメロが8.14リゴンドウ戦 
WBCウバーリvs.ドネア 仕切り直し5.29開催決定

2021年4月16日 10時55分

 米ケーブルテレビ局のショータイムとプレミア・ボクシング・チャンピオンズ(PBC)が今後のスケジュールを発表した。バンタム級はWBC王者ノルディーヌ・ウバーリ(フランス)が5月29日、指名挑戦者ノニト・ドネア(フィリピン)と対戦。WBO王者ジョンリール・カシメロ(フィリピン)は8月14日、WBA“レギュラー”王者ギジェルモ・リゴンドウ(キューバ)との防衛戦が決まった。試合場所はいずれも発表されていない。

カシメロ(左)とリゴンドウ

 井上尚弥(大橋)がWBAスーパーとIBF王者に君臨するバンタム級で重要な2試合のスケジュールが決まった。WBC王者ウバーリと元5階級制覇王者ドネアの一戦は当初12月に組まれていたが、両選手が相次いで新型コロナウイルス検査で陽性反応を示すなどして見送りとなった経緯がある。

 これを受けて元IBF王者エマヌエル・ロドリゲス(プエルトリコ)とレイマート・ガバリョ(フィリピン)の暫定王座決定戦が昨年12月に組まれ、ガバリョが物議を醸す判定で勝利した。WBCは両選手にリマッチの指令を出したが、まだ再戦の発表はない。

 WBCは暫定王座の設置とともに、ウバーリに対して選択試合を許可し、その後にドネアとの指名試合を行うように指示した。ウバーリは3月に選択防衛戦を計画したものの新型コロナウイルスの影響もあってかなわず、当初の予定通りそのままドネアと対戦する運びとなった。

 WBO王者のカシメロ(32=30勝21KO4敗)は20年4月に井上との統一戦が組まれたが、新型コロナウイルスの影響により延期が決定。路線を変更して同年9月、デューク・ミカ(ガーナ)に勝利して3度目の防衛を成功させた。

 リゴンドウ(40=20勝13KO1敗1無効試合)は昨年2月、リボリオ・ソリス(ベネズエラ)に勝利してWBA・S・バンタム級王座に就き、2階級制覇を達成。40歳にしてまだトップの力をキープしている。

 なお、2冠を保持しこのクラスのナンバーワン王者である井上尚弥(大橋)は6月19日、ラスベガスでIBF指名挑戦者マイケル・ダスマリナス(フィリピン)との防衛戦が有力視されている。

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