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成松が4連覇 MVPは鈴木 アマ全日本選手権決勝

2013年11月18日 10時41分

MVPに選ばれ「山根杯」を贈られた鈴木康弘

 長崎・雲仙市吾妻体育館で行われていたアマチュアの第83回全日本ボクシング選手権大会は17日最終日を迎え、7階級の決勝戦が行われた。ロンドン五輪代表の鈴木康弘(自体校)は同僚で昨年度チャンピオンの佐藤龍士を終始アウトボックスし文句なしのポイント勝ち。2年ぶり2度目の優勝を果たすとともに、最優秀選手(MVP)に選ばれた。

 注目のL・ウェルター級は、唯一高校生ながら決勝に進出した沖島輝(東福岡高)が国体王者の斉藤一貴(東農大)と大接戦を展開。僅かに及ばず1-2のポイント負けとなった。斉藤は全日本を初制覇し「敢闘賞」も手にした。ライト級優勝の成松大介(自体校)は4連覇を達成し「技能賞」獲得。バンタム級は藤田健児(拓大)が小林将也(日大)をかわして3年ぶりの優勝。「優秀選手賞」を贈られた。

好勝負が展開されたLW級斉藤(右)-沖島戦。斉藤の僅差判定勝ち

 フライ級は青木貞頼(東農大)が前年優勝の林田翔太(駒大)を制し3年ぶり2度目の優勝を飾った。以下は各級決勝戦の結果。全試合判定(WP)で勝敗が決まった。

LF級 柏崎刀翔(自体校)WP. 寺地拳四朗(関大)
F級 青木貞頼(東農大)WP. 林田翔太(駒大)
B級 藤田健児(拓大)WP. 小林将也(日大)
L級 成松大介(自体校)WP. 木本盛宝(日大)
LW級 斉藤一貴(東農大)WP. 沖島輝(東福岡高)
W級 鈴木康弘(自体校)WP. 佐藤龍士(自体校)
M級 濱崎良太(自体校)WP. 高橋諒(拓大)

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