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袴田事件で最終意見書 協会は袴田ピンバッジ贈呈

2013年12月3日 0時45分

 日本プロボクシング協会の新田渉世事務局長は2日、弁護団が第2次再審請求の最終意見書を提出する静岡地裁を訪れ「FREE HAKAMADA ピンバッジ」を弁護団に贈呈した。

袴田事件裁判記者会見(ボクシングニュース)
会見でピンバッジをアピールする新田会長(左)

 ピンバッジは袴田さんをサポートするメンバーの心をひとつにしようと協会の袴田巌支援委員会がデザインし作製したもの。弁護団はピンバッジを胸につけて法廷に乗り込み、ボクシング界の思いを裁判所に届けた。

ピンバッジ

 静岡で開かれた記者会見に出席した新田会長は「WBCが正式に袴田さんの支援を決定し、今後は活動を世界的な規模に広げたいと考えている。ボクシング界としてさらなる支援をアピールしていきたい」とあらためて決意を述べた。

 弁護団はこの日、DNA鑑定の結果などを柱に袴田さんの無罪をあらためて主張。一方の検察側も「古い血痕でDNA鑑定の信頼性は低い」などと弁護側に反論する意見書を提出した。最終的な結論は来春にも下される見通しだ。

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