2013年12月10日火曜日

ララ、正規王者に、アレキサンダー落城

 7日(日本時間8日)ニューヨーク・ブルックリンのバークレイズ・センターで行われたタイトルマッチの一つ、WBA世界S・ウェルター級“レギュラー”王座決定戦は、暫定王者のエリスランディ・ララ(キューバ)が前タイトルホルダーのオースティン・トラウト(米)を3-0判定で下し、正規王者へ昇格を果たした。

 サウスポー同士。ララが距離を取りながら断続的に左をヒットする展開で進行。トラウトが挽回を図って前進すると、キューバ人はサイドステップを駆使してエスケープ。11回、ララは狙いすました左で前王者をマットに這わせ、勝利を決定づけた。公式スコアは118-109に117-110が2者でララの勝利。実力者対決を制したララは来年3月予定されるカネロ・アルバレスの対戦候補に浮上している。

 同じリングで行われたIBF世界ウェルター級戦は番狂わせ。ビッグマッチも見据えていた王者デボン・アレキサンダー(米)が挑戦者ショーン・ポーター(米)に王座を明け渡した。

 クリンチ、ホールドでもつれた初回の後、2回ポーターが攻勢をかける。4回、右目をカットしたアレキサンダーだが4、5回と反撃。しかし7、8回はポーターがクリーンヒットを連発して優勢に転じる。10回、今度はポーターが右目を切り、ドクターチェック。試合続行後、劣勢を意識したアレキサンダーは懸命に挽回を図ったが、逆転打は生まれなかった。スコアは115-113に116-112が2者の3-0でポーターを支持。王者交代となった。

また初防衛戦に臨んだWBC世界S・ミドル級王者サキオ・ビカ(カメルーン=豪)は挑戦者アンソニー・ディーレル(米)とドローでベルトを死守。5回、タフなビカからダウンを奪ったディーレルに対し、続く6回、ビカはパワーパンチでグラつかせ反撃。その後、両者は白熱の攻防を繰り広げながらも決定打はうまれず、116-110(ディーレル)、114-112(ビカ)、113-113と3者3様のドローに終わった。